できる人は『事前に準備をする』

その日の終わらせ方で翌朝が決まる

1日を流れで終わらせることは、とても勿体無いことです。

できる人は「1日の終わりは翌日の始まり」と考えます。

なぜなら、1日のスタートダッシュは前日の夜に決まり、1週間のスタートダッシュは先週末に決まるものだからです。

物事を始める瞬間がモチベーションの最高潮です。

「さぁ、やるぞ」と動き出した時に「何からやるんだっけ」と迷ってしまっては、モチベーションが下がってしまいます。

予定を考えずに、目に止まった順に思い付きで行動していたら、重要な作業を忘れてしまっているかもしれません。

何かをやりだしてから、「あれもやらなくちゃ」と気づいたら脳内ワーキングメモリは、すぐにいっぱいになってしまいます。

頭の中が整理できていないと集中力が低下して、ヤル気も落ちるのです。

だから、1日の準備は前日にやり1週間の準備は先週末にやっておくのです。

準備をすれば行動力が上がる

私たちの脳は、寝ているときに情報の整理をします。

寝る前に、やることだらけで頭の中が整理できていないと、睡眠を取ってもスッキリと起きれなくなるか可能性があります。

脳はストレスと感じた記憶は削除しようとします。
そのため「やらなくてはいけない」という考えがストレスになってしまい、脳とは逆の行動をとらなくてはいけなくなります。

何をするかを選択し、意思決定することは脳を疲労に追い込むものです。

だからこそ、就寝前や休日前に「やることリスト」を作り優先順位を事前に決める必要があります。

やることを書き出してリストを作ることで、視覚を通して客観的に捉えることができます。

そうすることで脳への負担も軽減できて、翌朝に思い出すという行程も省けるので、行動を起こしやすくなるのです。

余裕を持てる準備をする

スケジュールを組むときに、気を付けなくてはいけないことがあります。

それは「詰め込みすぎない」ということです。
予定に必ず余白を残しておきましょう。

そうすることで、予測できなかったことへ対処する余裕が生まれます。

1つの作業に思ったより時間がかかってしまったり、急な作業が発生したときでも、余白があれば対応したり、解決法を模索したりする余裕が持てるものです。

ギリギリのスケジュールを組んでしまっては、スケジュールに追われるかたちになってしまい、それだけでプレッシャーを感じてしまいます。

スケジュールを組むときは、できるだけリラックスして取り組める状況を作ることをオススメします。

《まとめ》

やるべき事の準備をすることは、旅行に行く前と同じです。

旅行に行く前に下調べをして、やりたいことを見付けておくだけで、旅行の価値がグッと上がるものです。

人は同時にいろいろなことを考えると気が散るものです。

全体の流れを把握しながら1つの事をするより、前もって全体の流れを把握しておいた方がクオリティーが上がります。

遠足は「準備しているときから始まっている」といいます。

仕事などでも、同じように考えてみてはどうでしょうか。


以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。