できる人は『姿勢が良い』

悪い姿勢は体調を悪くする

あなたは姿勢が良いですか?
いつも気にしていますか?

子供の頃はよく「姿勢をよくしなさい」とか「背中が曲がってる」などと注意されたものです。

姿勢が悪いことは、なんとなく良くないことだと思っている人が多いようです。
また、自分の姿勢は「気にして鏡を見る」か「誰かに指摘」されないとなかなか分からないものです。

姿勢が悪いと血管や内臓を圧迫し、呼吸が浅くなったり血流が悪くなります。
その結果、脳機能が低下して集中力・決断力・思考力がどんどん低下します。

これらの症状は、疲れている時と似ているといえます。
休憩や睡眠を取っていても、姿勢が原因になっている場合は対処方法が違ってくるものです。

それに気付かない人は、どんどん深みにはまっていきます。

姿勢の影響は体だけではない

姿勢の良し悪しは、メンタルにも影響をあたえます。

ハーバード大学の研究によると、胸を張って座ったり立ったりを2分間した人は、体を屈めていた人に比べて、ストレスホルモンのコルチゾール値が低下したことが分かりました。

さらに、自律神経の中枢は脳と脊髄にあるといわれています。

自律神経が乱れると、体調の悪化だけでなく、精神疾患の原因にもなります。

自律神経には「交感神経(緊張)」と「副交感神経(リラックス)」があり、この2つがバランスを保つことで精神的なバランスを保っています。

このように、姿勢はストレスやメンタルに影響を与えるのです。

良い姿勢は作るもの

姿勢を整えるには、日頃から意識する必要があります。

毎朝髪型や服装のチェックをする時などに、鏡の前で姿勢もチェックするようにしましょう。

姿勢が良いと、初対面の人の印象も良くなります。

腹筋や背筋などを鍛えることで意識をしていない時でも良い姿勢をキープできるようになります。

また、体幹レーニングも有効なものです。
器具を使わなくても気軽にできるトレーニング方法もあるので、試してみてはどうでしょうか。

《まとめ》

「最近、急にお腹が出てきた」とか「腰痛や肩こりがある」というのも、姿勢が原因になっていることがあります。

現代では、新幹線や飛行機や車などの長距離移動長・時間のデスクワーク・スマホの操作で、姿勢が固定される機会が多くあります。

だからこそ姿勢を意識していないと、「猫背」や「スマホ首」といった悪い姿勢が染み付いてしまうのです。

姿勢を意識して、身も心も健康になりましょう。


以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。