できる人は『人を楽しませる』

成功者は他人目線でものを見る

できる人は、他者の考えを理解しようとします。

相手がどんな視点でものを見ているかを判断できます。
人が「何を望んでいるか」「何で喜ぶのか」を理解します。
だから、人から尊敬され、人から愛されるのです。

経営コンサルタント小宮一慶さんが「腰は低くアンテナは高く」といっていましたが、まさしくそうだと思います。
いくら知識があっても、偉そうな振る舞いをしていては、共感は求めずらくなります。

また、マーケターの森岡毅さんは、USJをV字回復させたときに、
「お客様が喜ぶ物」と「お客様が喜ぶだろうと作られた物」は必ずしも一致しない。
という考えの基、再建を成し遂げました。

このように、目標が違っても根元にある考えは他者の目線から考える事です。

人を動かせない人は正論を押し付ける

一方で、信頼を得られない人は正論を振りかざしたがります。
自分の言っていることが正しいのだから、周りが対応しろということです。

正論は正しいことですが、1つの事柄に対して正論が1つとは限りません。

見方や考えが違えば、正論も違ってくるからです。
自分の正論が聞き入れられることなく、いきなり全否定されたら誰でも不快に感じます。

人間は感情のある生き物です。
人を動かそうとするなら、自分の正論を押しつけたりせしてはいけません。

人を動かすには相手を知る

できる人に共通するのは、「人を動かす」「人を巻き込む」ことが上手いということです。

相手の視点にアンテナを張り、真剣に話を聞くことで信頼関係を築くことができます。

信頼関係のある相手としか正論は共有できないものです。

古代ギリシアの哲学者・エピクテトスは言っています。
「神は1つの舌と2つの耳を与えたもうた
しゃべることの2倍聴けということだ」

2000年近く前の人ですら、人の話を聞く重要さを知っていました。

《まとめ》

できる人は、他人を楽しませることが上手いのかもしれません。

自分の話を聞いてもらえるのは嬉しいことです。
その話を共感してもらえたら、さらに嬉しさは増します。

「1日1善」もいいですが、1日1回誰かを楽しませるようにするのもいいかもしれません。

人との繋がりが活性化して、行動することが楽しくなるかもしれませんね。


以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。